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パニック障害と禅密気功

パニック障害の症状は、突然次のような発作がおきることです: 心臓のドキドキ感や、脈拍の高まり、発汗、体の震え、息切れ・窒息感、めまい、体のしびれ・うずきなどの 身体的症状が起き、同時に強い不安や恐怖感におそわれます。 たいてい数十分ほどでおさまりますが、繰り返すうちに、発作がまたおきるのではないかとの「予期不安」が生じ、さらに長期化すると、発作を多くの人に見られる恥かしさから「広場恐怖」が生じて、生活範囲が極端に狭くなっていきます。 このような症状にもかかわらず、身体の検査では、異常がみられないことが、パニック障害の特徴です。 

原因は、詳しくはわかっていませんが、脳内の神経伝達物質のバランスの乱れが関係していると言われています。 

禅密気功は、パニック障害に対して次にように対処することで、改善例があります: まず、動功(動作を伴った気功)では、ゆったりとした繰り返しの運動がセロトニンを増加させる効果があり、不安や恐怖が解消されていきます。 また、天の気と地の気を扱う陰陽合気法と呼ばれる功法では、暖かさと涼しさを交互に感じていきます。このことが、自律神経系における、不安や恐怖という興奮を高める側面と反対に興奮おさえる側面のバランスを正常化させる効果があり、自律訓練法になります。 さらに、禅の瞑想には、潜在意識の奥深さにまでふみこみ、恐怖や不安を引き起こす状況を、雑念として体験することで、状況に慣れる(恐れる必要がないことも体験)とともに、潜在意識にたまっていたわだかまりを解消していく効果があります。 医薬品を使わなくても、これだけの効果を出す複数の方法が含まれていることが、禅密気功の大きな特徴です。 


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